27Jan2022

原因不明の湿疹は金属アレルギー？玄米断食編 7. もともとあった手の湿疹について

※注意！今回の記事は最後に湿疹の写真が出てくるので見たくない方はご注意ください。

こんばんは！

年末から韓流ドラマにハマってます♪
思いの他、ストレス発散になってびっくり！！

面白かったドラマあったら教えてください♪

さて、玄米断食からの全身湿疹。
もともとあった手の湿疹はどうなっていったのか！？

今日は手の湿疹の経過を綴っていきたいと思います。

あ、写真は湿疹がだいぶ良くなった時、出雲大社にいく高速道路のサービスエリアにて。
振り向いたら、「翼を広げたフェニックス」雲♪

※注意！今回の記事は最後に湿疹の写真が出てくるので見たくない方はご注意ください。

7.もともとあった手の湿疹について

6月末、一旦きれいになってきたかのように思った顔の湿疹。
なのに落ち着きを見せてきていた肌が7月に入り再び赤くなる（汗）。
（のちに知ったけど、皮膚は、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に改善していくのだそう。）

ひどい湿疹に見舞われ始めて3週間が過ぎた頃（7月初め）、

足にでた湿疹はさらに広がりを見せ、
もともと手に出ていた湿疹はというと…

・・・

出たり引いたりここ数年繰り返していた左手甲（中指部分）の湿疹。
この湿疹は、水疱ができて、潰れて、を繰り返していて水疱時が特にすっごく痒い。
（私はこれを「掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）」と見ているんだ。）

そしてその湿疹は、玄米断食をはじめて、
顔や身体中に広がっていく湿疹と並行して広がった。
手の甲いっぱいに。
さらには出ていなかった右手にも（涙）。

当てているガーゼはあっという間に浸出液で染まるまでに（汗）。

水疱が潰れ、浸出液が出て、下から薄い皮膚ができ、その下からまた水疱ができ、皮膚が割れ、液が出て、また薄い皮膚ができ…
を繰り返す。

お風呂上がり、朝、あとは汚れが気になった時にガーゼを変える。
その時に、鉱泉水「夢」をふりかけ「ビワの葉エキス」をつける。

手を動かすと薄い皮膜が割れるので、なるべく手を曲げたり動かさないよう固定するため、包帯を巻く。

この頃には指先にも湿疹は出ていたから、手首から先は、包帯ぐるぐる。
今、キーボードを打っている手を見ていると、あの時の凄まじさはまるで人ごとのように感じられる。
「よく治ったなぁぁ」って。

ビジュアル的には、古い皮膚はビワの葉エキスもふりかけているので茶色い黒い感じ。
まるでマグマみたいな、地表が割れて固まった感じ。
本当にひどいとしか言いようのないビジュアル（涙）。

ある日、鉱泉水「夢」の温泉施設でもある和歌山のゆの里「このの」へ行った時のこと。
（ゆの里ホームページはこちらね）

ゆの里のお水は皮膚なども含め療養に良いとされていて、
そこの貸切個人風呂は、混合水と呼ばれるゆの里にでる3つのそれぞれ違う性質をもつお水を混ぜたもの。

手だけではなく、足や体、顔、全身にでた湿疹の回復を望みながらそっとお湯に浸かると
手の古い皮膚が剥がれ、ぷかぷかとお湯に浮く。

昔から人は温泉で傷や病気を癒していたんだよなぁ…なんてことを思いながら、
個人風呂のありがたさを感じつつ、
まじまじと手や足を見たりしながら回復を願う。

お風呂から上がると、古い皮は剥がれ、薄い皮のみの状態になった手は真っ赤になって熱を持っていた。

まるで火傷をしたみたいな感じ。
ただれた皮膚が剥がれおち、つるっとした薄い皮膜の下は、熱くて痒い。
色は紫のような赤み。
痛々しくも見えるけど、汚い皮膚が自然と剥がれ落ちたことに嬉しくなった。

ゆの里「このの」のお湯にも助けられながら、
普段はビワの葉エキス、ゆの里の鉱泉水「夢」、包帯で動かさないようにケア。
ともかくそっと、触らないように過ごす。

そうしていくうちに、少しずつ皮膚は厚くなり、
8月に入った頃にはひび割れたマグマのような塊は無くなった。

それでも新しい皮膚はまだまだ薄い。そして熱い。
皮膚の奥からモゾモゾする感覚（これが湿疹の始まり、これを掻いたりすると広がるし水疱が大きくなる）はずっとあり、
油断をするとまた湿疹が悪化するから、すごく気をつけて過ごした。

ちなみに、足の湿疹はというと、膝あたりだけだったものが膝下にも広がり、こちらも猛烈痒い！
出てきた水疱が丸く円を書いて赤くなる。そんな湿疹。
（だからこれを私は「貨幣常湿疹（かへいじょうしっしん）」とみたんだけど、広がっていく過程で「自家感作性皮膚炎（じかかんさせいひふえん）」ではないかと思った。）

さて、この過程で
【手の湿疹について私が行ったこと】は、

痒みには、塩番茶。
塩番茶をボウルに作ってザブっと手をつける。
ジワジワ塩番茶が手に浸みる感じがするまでつけておくと、不思議なことに、かゆかった手が落ち着き、赤みもひく。
（足にも同様に塩番茶でケア。足はコットンパックで対応。）

ある日、私の手を見て、お友達がアロエベラ99.9％のローションをくれたので塗ってみたこともあった。
こちらは初め良いかもと思って塗っていたけれど、続けていくうちに、ある日痒みが増したことがあったので断念。

その他、人工的な皮膜を作るフォーム「ファムズベビー」という商品を見つけ、包帯代わりに使って見ると
皮膚再生にいいかもと感じ、その後2〜3本はリピートした。

（この「ファムズベビー」という商品は皮膚を保護する役割のみのもの。
なので靴づれとか金属アレルギーの方で金属が触れる部分にも使うのもおすすめ。
気になる方は調べてみて。）

ともかく手の湿疹は、そっと動かさず掻かず、耐えるのみ。
痒い時はすかさず塩番茶に手をつける。
そうして湿疹は、徐々に良くなっていった…

（つづく）

プチコラム：
［痒みと菌の繁殖を抑えるために実践した“塩番茶のパック”について］
私が痒みの緩和に効果的だと思ったのは、三年番茶に塩を入れたものをコットンに浸して痒いところに乗せる（パックする）方法。手などは直接容器に作った塩番茶に手をつける方法が最も効果的に感じました。

三年番茶とは、３年以上生育した古めの茶の木から摘んだ茶葉を火でじっくり炒って作る番茶のこと。または、秋に収穫した番茶を三年以上熟成したのちに焙煎したお茶のこと。間それを20分ほど煮出して飲みます。体を温めるお茶として陽性に近いバランスの取れた中庸のお茶としてマクロビオティックでは有名。

塩番茶とは、煮出した三年番茶に自然塩（精製されていない、天然のミネラルやにがりが含まれている塩）を入れたもの。
殺菌性に優れ、うがいなどにもうってつけ！！
痒みには、海水ほどの濃さにするのがいいように思います。

実は何よりも痒みにはこの塩番茶に手をつける方法が一番効果があったと感じてます。

その頃の手の湿疹の変化の写真（6月から8月・湿疹始まりからの3ヶ月間）